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■新型ヴェゼルを個性的に仕上げる、ホンダアクセスの純正アクセサリーたち
●登録車販売7位の大ヒット車種「ヴェゼル」の純正アクセサリーランキングは?
2021年4月の発売から7月の新車販売ランキングでも登録車の7位になるなど、大ヒットの続いているホンダ・ヴェゼル。洗練されたデザインも注目ですが、コンパクトSUVクラスで最も広い後席やトップクラスの容量を誇るラゲッジルームも魅力の1台です。
そんなヴェゼルに用意されているのが、手軽にカスタマイズできる純正アクセサリー。いわゆる「ディーラーオプション」といわれるアイテムで、ディーラーで購入・取り付けができ、新車購入時ならばもちろん新車ローンにも組み込めます(新車購入後でも装着可能!)。
先日、そんな純正アクセサリーに関して、発売元のホンダアクセスから興味深いデータが発表されました。それが「人気の純正アクセサリートップ5」です。新型ヴェゼルを購入した人は、いったいどんな純正アクセサリーを選んでいるのでしょうか? 気になるそのアイテムを、カウントダウン形式で紹介していきましょう。先に伝えておくと、1位はまさかのアイテムですよ。ちなみに、このランキングはナビやドライブレコーダー、フロアマット、ドアバイザーなどカスタムとは少し違う定番的ベーシック・アイテムは除いています。
●ランキング5位
フォグライトガーニッシュ
クロームメッキ/左右セット(1万1000円)
フロントバンパー左右にあるLEDフォグライトのまわりに、メッキを追加してプチドレスアップ。価格も手軽で、さりげなく、そして効果的に上級感を高めます。
●ランキング4位
フロントロアースカート
ベルリナブラック×カラード/クロームメッキガーニッシュ付(4万6200円)
ベルリナブラック×プレミアムアガットブラウン・パール/グロッシーカッパー・メタリックガーニッシュ付(4万9500円)
フロントバンパー下部のアクセントとなるロアースカート。「アーバンスタイル」としてデザインされたクロームメッキガーニッシュ付きと、「カジュアルスタイル」としてグロッシーカッパー・メタリックガーニッシュ付きの2タイプがあり、好みに合わせて選べるのがいいですね。
●ランキング3位
テールゲートスポイラー
LEDロングハイマウントストップランプ付(5万5000円)
標準装備品を取り外して装着するテールゲートスポイラー。標準装備品に対してハイマウントストップランプを左右方向に約2倍に延長されていて個性化できるのも魅力ですが、その造形は整流効果も狙った走りにも寄与するアイテムです。
●ランキング2位
フロントグリル
クロームメッキ(4万1250円)
グロッシーカッパー・メタリック(4万4550円)
ちょっと驚きですね。なんと、フロントグリルがランキング2位。新型ヴェゼルの標準フロントグリルは、フレームレスとした新しいチャレンジ。いっぽうでホンダアクセスのフロントグリルはフレームがついた従来のフロントグリルのイメージで、印象は大きく違います。
クロームメッキの「アーバンスタイル」と、グロッシーカッパー・メタリックの「カジュアルスタイル」の2タイプから選べます。
グリルの存在感を強調するために、エンブレムは標準よりもひとまわり小さくデザイン。またフロントの水平ラインを引き立てるために、ハニカム状になった網目のうち上から4段まではシルバー加飾が施されるなど、とにかく手が込んでいます。パッと見るだけで明らかに標準状態と違いますが、実はディテールも凝っているのです。
●ランキング1位
エキパイフィニッシャー(9900円)
そして、意外でしょうか? 当然でしょうか? 第1位は、リアバンパー下にあるマフラーエンド(排気口)に装着するアイテム、「エキパイフィニッシャー」でした。目立たないようにデザインしている標準状態に対し、あえて目立たせるデザインとしているのが特徴です。価格的にも手ごろな、プチドレスアップに最適のアイテムですね。
●テイストが「アーバンスタイル」と「カジュアルスタイル」の2タイプあるのはどうして?
上位ランキング4位の「フロントロアースカート」や2位の「フロントグリル」をはじめ、「サイドロアーガーニッシュ」「リアロアーガーニッシュ」「リアロアースカート」など、新型ヴェゼル用のエクステリアアイテムの多くは「アーバンスタイル」と「カジュアルスタイル」の2つのテーマを用意しています。
でも、2つのテーマはどう違うのでしょう? その違いが気になったので、新型ヴェゼル用純正アクセサリーの開発責任者である竹中晋平さんに尋ねてみました。
「形状は一緒で、カラーと仕上げの設定が違います。『アーバンスタイル』はメッキを使った定番的なドレスアップ、『カジュアルスタイル』はカッパーブラウンを差し色としたさりげないワンポイントですね。」
たしかに方向性が違うし、見比べてみると、テーマによって異なる層に好まれそう気がしますね。
「『アーバンスタイル』は従来からのクルマ好きの人たちを想定しました。いっぽうで『カジュアルスタイル』はもっと若いユーザーにファッションで選んでもらえるよう狙っています。若いユーザーにも好まれるような、ギラギラしていないさりげないワンポイントですね。ヴェゼルの車体下部はボディ同色ではなくブラックなのですが、個性を出したいお客様へ魅力的なアイテムになるように考えて作りました。」(竹中さん)
●そのほかの、気になる注目アイテムも
純正アクセサリーには、惜しくもランキングトップ5圏外ながら、気になるアイテムがたくさん用意されています。
たとえば「センターコンソールイルミネーション(3万8500円)」。シフトレバーを囲むように装着するアイテムは、昼間に見ると単なるモールです。しかし夜になると、スモールランプの点灯に連動してブルーもしくはホワイト(購入時にどちらかを選択)に光って夜のドライブを演出。たしかにこれは欲しくなります。驚くのはフィッティングの良さで、ちょっと意地悪にチェックしても、まるで最初から組み込まれていたかのようにスマートに埋め込まれているので、違和感はまったくありません。車種専用かつ、新車開発と並行して開発する純正アクセサリーならではの完成度はさすがですね。
また、「ギャザス」のブランドで展開しているカーナビ(9万6800円~)も、メーカーオプション設定(「PLaY」のみ標準装備)の工場装着品とは違うメリットがあって人気とのこと。それはディスクドライブ。ホンダアクセスのカーナビには、工場装着品には搭載のない光学ドライブが組み込まれているので、CD(上位機種はDVDにも対応)の再生が可能。ここ、大切なポイントです。
注目といえば、おもしろいのが3300円とリーズナブルな「ドリンクホルダーマット」。センターコンソールのドリンクホルダーに敷くマットですが、さりげなくヴェゼルのテーマ的なアイコンである「AMP UP」マーク(心音図をモチーフにしたマーク)を入れた遊び心が楽しいですね。
また、今の世の中だからこそ注目なのが「くるますく」(7480円)。標準装着のエアコンフィルターに重ねて使うアイテムで、ウイルスをキャッチし、特殊な表面加工によって薬剤などに頼ることなくウイルスにダメージを与える高機能アイテムです。エアコンのモードを内気循環にして使うことで車内を浮遊するウイルスを減少させるという効果がある、ホンダアクセス独自のアイテムですよ。
そして、ワンちゃんとのカーライフを豊かにする「Honda Dog」にも様々なアクセサリーがあります。中でも気になるのが「ペットキーカバー(肉球)」。思わず触れたくなる肉球部分は柔らかな素材でできています。
●純正ならではのホンダアクセスのこだわり
ところで、ホンダアクセスが展開するアイテムはホンダ純正なので、一般的なカー用品とは違うポイントがたくさんあります。
まずはフィッティング。車両開発と並行して進めるので、とにかく装着がしっかり確実で、一般的な汎用アクセサリーにありがちな“後からつけた感じ”が皆無。見た目のスマートさが違います。
それから品質へのこだわり。保証は一般的な市販品では考えられない3年または6万kmと長期で、それはしっかりしたモノ造りと品質への自信の裏返しといっていいでしょう。テストを重ねて品質や耐久性を念入りにチェックして、さらには車両への悪影響は徹底的に排除し商品化しているのです。イルミネーションなどの電装品はハーネスの取り回しやラジオなどへのノイズ対策も行われています。
もちろん、車体下部の外装パーツは空力を乱すなど走行性能に影響を与えないことをしっかり考え、実走行でも確認しながら開発。そのうえテールゲートスポイラーは、標準装備品よりも風の流れを整える効果が高いというスグレモノです。
新型ヴェゼルの魅力を高めてくれるホンダアクセスの純正アクセサリーの数々。これからヴェゼルのオーナーになる人はもちろん、すでに新型ヴェゼルが手元にある人も、追加でアイテムを装着すればさらに愛着が持てそうですね。必要に応じてラゲッジトレーなどを買い足していくのもおススメです。
●まだまだあった人気のアイテム
(文:工藤 貴広/写真:前田 惠介)
ホンダ・ヴェゼル純正アクセサリー公式ページ
https://www.honda.co.jp/ACCESS/vezel/?from=accesslineup
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