アウディ「Shanghai」いよいよ市販化へ。車内を激写!

■VWグループの「MEB」プラットフォームを採用、ボディサイズは「ID.6」並に

アウディが開発中の新型EVクロスオーバーSUVの最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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アウディ Shanghai コンセプト 市販型プロトタイプ

このモデルは上海モーターショー2021で公開された電動SUV「コンセプト Shanghai」の市販型で、アウディと上海汽車「SAIC」の合併会社「SAICアウディ」から発売される中国専売モデルとなることが予想されています。

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アウディ Shanghai コンセプト 市販型プロトタイプ

市販型ではVWグループの「MEB」プラットフォームを採用、全長4.87メートル(191.1インチ)となり、4.8メートルの「ID.6」のとほぼ同じとなります。

公共駐車場で捉えたプロトタイプでは高いノーズを装備、グリル両側になる滑らかなヘッドライトからは吸気口が伸びているように見えるなど、全体的には上海でプレビューされたものと似ていることがわかります。

また後部では、これまで隠されていたLEDストリップライトを備えるテールライトが初めて確認できます。

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アウディ Shanghai コンセプト 市販型プロトタイプ

キャビン内では、白いステッチが施されたレザーシート、フローティングセンターコンソール、大型インフォテイメントスクリーンなど「Q4 E-Tron」と非常に似ていますが、若干廉価なイメージを感じます。

パワートレインはVW「ID.4」といくつかのメカニックコンポーネントを共有する可能性が高く、デュアルモーター、全輪駆動により最高出力302hp、最大トルク310Nmを発揮、航続は560km(347マイル)と予想されます。またシングルモーター、後輪駆動のレイアウトを備えるエントリーモデルの設定も想定できるでしょう。

デビューは2021年終わりから2022年初頭とみられ、「e-tron」のお手頃バージョンとして発売されるはずです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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