■マイルドハイブリッド技術を備えた直列4気筒搭載、9速ATは標準装備
メルセデス・ベンツの大人気コンパクト・クロスオーバーSUV、『GLC』次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
GLC次期型は1年以上前から走行テストを開始しており、幾度となくスクープしてきましたが、力強いシングルバーを備えるフロントグリルが初めて露出、新設計のLEDデイタイムランニングライトやテールライトの一部も確認できます。
またルーフにはシルバーのアクセントを初めて装着、ルーフラックのように見え、市販型に近づいている様子がうかがえます。
市販型では主力モデル「Cクラス」新型とプラットフォームを共有、ボディが拡大されるとともに、「GLB」同様に7人乗りバリエーションの導入が予想されています。
基盤をCクラスから流用するため、その内部もセダンを反映している可能性があります。おそらく、新設計のマルチスポークステアリングホイールを装備、その後ろには自立型の12.3インチデジタルインストルメントクラスタを搭載するはずです。
センタースタックの開閉装置を置き換える11.9インチのインフォテイメントシステムも予想されますが、一部ではパノラマディスプレイも噂されています。
パワートレインもCクラスと共有すると予想され、マイルドハイブリッド技術を備えた直列4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジンをラインアップ、9速オートマチックギアボックスが標準装備されるほか、遅れてプラグインハイブリッドオプションが追加されます。
そして頂点には4.0リットルV型8気筒に代わり、電動化された2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載するAMG「GLC 63」を設定、最高出力は500hp超えてくるはずです。
GLC次期型のデビューは、最速で2021年内か2022年前半と予想されています。