■5台が生産される「バッティスタ・アニベルサリオ」の1台、8月12日公開へ
かねてから話題を集めていたアウトモビリ・ピニンファリーナの新型EVハイパーカー、「バッティスタ」量産仕様バージョンが、8月12日に開催される「モントレー・カーウィーク2021」で初公開されることがわかりました。
バッティスタはピニンファリーナの創設者、Battista Farina(バティスタ・ファリーナ)氏に敬意を払ったモデルで、今回の量産仕様としては、5台が生産される「バッティスタ・アニベルサリオ」の1台となります。
量産仕様には、改良されたリアウィング、エアロフィンを装着、足回りには、カーボンファイバーと光沢のある黒いセンターロックホイールを装備します。
キャビン内は、ステアリングホイール両サイドに大型のワイドディスプレイ、中央にはコンパクトなディスプレイモニターが配置されます。また「Iconica Blu」コントラストステッチがほどこされた黒のサステナブルレザー、シートにはカーボンファイバーピースが装着されます。
EVパワーユニットは、各ホイールに合計4基の電気モーターを積み、最高出力1,874ps、最大トルク2,300Nmを発揮します。また0-100km/h加速は2秒以内、0-300km/h加速12秒以内で、最高速度は350km/hのパフォーマンスを誇ります。
航続距離は120キロワットのバッテリーパックにより311マイル(500km)以上となります。量産型は限定150台が生産され、220万ドル(約2億4000万円)で販売予定だといいます。