■フロントフェンダーには通気孔を隠す黒いテープ、300psオーバーか
トヨタは現在、コンパクトハッチ「ヤリス」の高性能モデル「GRヤリス」をラインアップしていますが、トラックに焦点をあてたハードコア「GRMN ヤリス」と思われる最新プロトタイプをカメラが捉えました。
2020年10月にもGRMNらしきプロトタイプを捉えました。そのプロトタイプは、GRヤリスよりもボディがローダウンされ、カーボンらしきルーフをはじめ、フロントバンパー両サイドにウィングレット、フェンダーに巨大エアアウトレット、大型リアスポイラーなど過激なエアロパーツが装備されていました。
しかし、最新プロトタイプではそれらを排除、一見ベースモデルとなるGRヤリスと変わりはないようですが、フロントフェンダーには通気孔を隠す黒いテープが貼られているほか、後部ではセンサーを装着。
そしてなにより、ナンバープレート「6001」が2020年に撮影された車両と同一であることから、同じプロトタイプによる複数のボディパーツで開発が進められていることがわかります。
ベースとなるGRヤリスのパワートレインは、1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力272psを発揮します。一方GRMNヤリスでは、同エンジンをブーストアップ、最高出力は300psオーバーが予想され、「GR-Four」全輪駆動システムを維持、両方の車軸にはオプションの「トルセンLSD」トルセンリミッドスリットデフが用意されます。
世界に衝撃を与えるであろうGRMNヤリスデビューは、2022年内と噂されています。