■コスワース製6.5リットルV型12気筒エンジン搭載で1,160ps
アストンマーティンは、ハイパーカー「ヴァルキリー」の派生モデルと思われるティザーイメージを初公開しました。
ヴァルキリーは2017年ジュネーブモーターショーで初公開、今年2021年後半からデリバリーが開始予定となっているハイパーカーです。
最高出力1,000psを発揮するコスワース製6.5リットルV型12気筒自然吸気エンジンをミッドシップに配置、最高出力160psを発揮する電気モーターと組み合わされ、システム合計では1,160ps・最大トルク900Nmに達します。
公開されたティザーイメージでは、よく見るとシートバックがフロントガラスのフレーム上部に張り付いているようで、ルーフのないヴァルキリーのように見え、「ロードスター」の可能性が高そうです。
ただし、この場合大きな問題があります。それはドアです。ハードトップのヴァルキリーではガルウィングですが、ルーフがない場合採用はできず、ロードスターではシザースタイルが採用されると思われます。
ヴァルキリーロードスターは、2021年8月12日のペブルビーチコンクールデレガンスにおける、プライベートVIPイベントで発表予定となっています。同社では150台のヴァルキリーを生産予定ですが、その中にロードスターが含まれているかは不明です。