メルセデスAMG F1部門が協力、次世代EV「ビジョン EQXX」を予告!

■コンパクトカー並のバッテリー搭載で航続は驚異の1,000kmに

メルセデス・ベンツは、新型エレクトリックモデル「ビジョンEQXXコンセプト」を開発していることを発表するとともに、ティザーイメージを初公開しました。

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メルセデス VISION EQXX ティザーイメージ

ビジョンEQXXは市販化を目的としたコンセプトモデルで、最先端技術により航続の限界を押し上げることを目標としているといいます。

同ブランドによると、航続距離を伸ばすために単に大容量のバッテリーを積むことはなく、代わりにコンパクトカーと同じサイズの次世代パックを搭載、621.4マイル(1,000km)以上の航続をめざしているようです。

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メルセデス VISION EQXX ティザーイメージ

メルセデスでは、そのエネルギー密度をEQSよりも20%高め、バッテリーパックからの1キロワット時あたり6マイル以上のエネルギーをカバーするといいます。大まかな計算では、バッテリー容量は104kWhになる可能性がありそうです。

公開されたティザーイメージからは、緩やかなカーブを備えローダウンされたセダンであることが見てとれます。ボディサイズはかなり大きく、少なくともテスラ「モデルS」と同等以上と思われます。また空気抵抗係数を示すCD値は、EQSの0.20以上を達成するといいます。

開発では、メルセデスAMGフォーミュラワンの高性能パワートレイン部門のサポートを受けて進められており、ワールドプレミアは9月にドイツ・ミュンヘンで開催される「IAAモビリティ」と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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