■マチュ・ピチュ遺跡が発見される
1911(明治44)年7月24日、米国の探検家ハイラム・ビンガムが、ペルーのアンデス山麓を探検中にマチュ・ピチュ遺跡を発見しました。マチュ・ピチュ遺跡はインカ帝国の遺跡で、標高2430mもの高さに築かれた古代都市です。どのような方法で、何のために作られたのかなど、多くのことがまだ謎とされています。訪れたい世界遺産で必ずトップ5に入る人気スポットですね。
また、今日は「テレワーク・デー」です。2020年(令和2)年に開催予定だった東京オリパラの期間中に、首都圏の交通機関が混雑することから「働き方改革」の一環として開会式予定日だった7月24日が、テレワーク・デーとして制定されました。しかし、テレワークの推進が必要になったのは、オリンピックではなく新型コロナの感染対策でした。日本はテレワークが遅れていると言われますが、段取りやすり合わせが得意な日本人にとっては、少しばかりハードルが高いようですね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●日産の2代目プレサージュが登場!
2003(平成15)年のこの日、日産からミニバン「プレサージュ」の2代目が発売されました。プレサージュは、1994年に登場して大ヒットしたホンダの「オデッセイ」に対抗する形で日産が発売した上級ミニバンです。
初代プレサージュは1998年にデビューしました。オデッセイに近い車両構成でしたが、フロアが高かったため十分な室内高が確保できず、また前側のヒンジドア開口部が狭いなどの理由から、販売は思うように伸びませんでした。
そして2003年にデビューしたのが2代目プレサージュです。初代の課題を解決するため、新世代のFFプラットフォームをベースにした低床化パッケージングと、多彩なシートアレンジを実現。低床化によって全高を低くして流れるようなダイナミックなフォルムに変貌、同時に全長とホイールベースを伸ばして室内長はクラストップを誇りました。パワートレインは、3.5L V6DOHCエンジンとエクストロニックCVTの組み合わせ、および2.5L DOHCエンジンと4速AT(E-ATx)の組み合わせです。
上級ミニバンとしての魅力を高めた2代目プレサージュですが、初代同様大ヒットとはいきませんでした。当時は、ホンダ「オデッセイ」とトヨタ「エスティマ」の2強に加え、コンパクトミニバンも人気を集め、ミニバン市場は大変な激戦区でしたが、日産のミニバンとしては一回りコンパクトな「セレナ」が人気を集めることとなりました。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)