■パンフレットやウェブサイトも用意
多くの小学校が夏休みに入ったのではないでしょうか。夏休みといえば、多くの宿題、自由研究などが出されるはず。
筆者が子どもの頃(約40年前)は、夏休みの自由研究を親が手伝うということはほとんどなかったように記憶しています。今では、親がヒントやアドバイスを与えたり、手助けしたりするのは珍しくないようです。
「クルマ好き」の子どもはいつの時代もいて欲しいものですが、自動車業界では三菱自動車が夏休みの自由研究などに役立つ小学生向けの相談室を設置しています。三菱自動車は、2021年も7月20日から12月10日までの間、じつに29年目になる「2021年 小学生自動車相談室」を開設しました。
自動車産業に関するさまざまな質問をフリーダイヤルやウェブサイトだけでなく、郵便でも受け付けています。郵便で出すという経験をすることもできるわけです。小学生を対象とする相談室は、自動車業界唯一の取り組みだそうで、毎年多くの子どもたちだけでなく小学校の先生に利用されているそうです。
1993年の開設から昨年度までの相談件数は、累計約3,700件を数えるそう。相談内容は、クルマに対する相談だけでなく、自動車産業全般や工場、環境問題についてなど、多岐に渡っています。
授業中の子どもたちからの電話、小学校の先生から授業の事前準備のための質問など、さまざまな機会で活用されているそうです。電話での問い合わせには、質問と回答が記載された「学習ノート」が送られています。
また、小学生の学習ツールとして「なぜ?なぜ?クルマづくり調査団」と題した子ども向けのパンフレットの配布、ウェブサイトも常時開設されていますので、のぞいて見てはいかがでしょうか。
この子ども向け学習ツール「なぜ?なぜ?クルマづくり調査団」のパンフレットは、1993年に創刊され、クルマができるまでの過程や工場の様子、電動車の仕組み、環境や安全への取り組みなどを写真やイラストで分かりやすく解説されています。
なお、パンフレットの入手方法や問い合わせは、小学生自動車相談室の窓口(期間外はお客様相談センター:フリーダイヤル0120-324-860)で受け付けています。
ウェブサイトの主要コンテンツは、「クルマはこうやってつくられます」において、開発から販売までの流れが解説され、工場での生産の様子がアニメーションや動画で紹介されています。「人と地球環境にやさしいクルマ」では、環境に配慮された電動車の仕組みや工場での取り組み、ドライバーや歩行者を守るための安全技術などを解説。
「クルマの自由研究」では、クルマにまつわる自由研究テーマが学年別に提案されています。ほかにも、「みんな知ってる?交通安全クイズ」として、歩行中や自転車運転中など、日常のよくあるシーンから交通ルールやマナーがクイズ形式で紹介されています。
【2021年 小学生自動車相談室の窓口】
■電話での問い合わせ
受付期間:7月20日(火)~12月10日(金)の平日9:00~12:00 / 13:00~17:00
フリーダイヤル:0120-175-250 ※新型コロナウイルス対策のため、受付時間が変更される可能性があり
■手紙やはがきでの問い合わせ
〒108-8410 東京都港区芝浦3丁目1番21号
三菱自動車「小学生自動車相談室」
(塚田 勝弘)
【関連リンク】
三菱自動車 こども向けウェブサイトの「質問コーナーQ&A」に設置
https://inquiry.mitsubishi-motors.co.jp/kids/RegisterInit.do
三菱自動車 「質問コーナーQ&A」小学生自動車相談室に寄せられた主な質問をQ&A集として項目別に掲載。
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/csr/contribution/people/kids/