ニュル最速オープン市販車だ!NIO「EP9」、コンバーチブル特許画像が流出

■クーペは最高出力1,360psを発揮する4基のモーター搭載で元ニュル最速市販車

中国の電気スタートアップ企業・NIOは、ハイパーカー「EP9」にオープン派生モデルとなる「EP9 コンバーチブル」を設定する可能性があることがわかりました。

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NIO EP9 コンバーチブル 特許画像

EP9は、最高出力1,360ps・最大トルク1,480Nmを発揮する4つの電気モーターを備えており、0-100km/h加速はわずか2.7秒、0-200km/h加速7.1秒、最高速度313km/hのパフォーマンスを誇るEVハイパーカーです。

当時ニュルブルクリンクにおいて世界最速の市販車の称号を手に入れており、2021年7月現在でも世界第4位にランクインしています。

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NIO EP9 コンバーチブル 特許画像

また同ブランドのEVシステムは、フル充電までわずか45分、1回の充電による航続は426km(265マイル)というハイスペックを持っています。

ドイツのエージェント経由で入手したものは、NIOが中国国家知識産権局に提出したパテント画像で、ベースの固定ルーフを捨て、ラップアラウンドフロントガラスを備えています。キャビンの後ろに大きな空力フィンを装備し、ルーフがないことを除けばEP9クーペのデザインが継承されている様子がうかがえます。

1つ驚いたのは、EP9クーペが発表されてから6年も経過してコンバーチブルが設定されるという点です。とはいってもNIOが上場企業になったことで、会社の株価を上げることや、ブランドの宣伝という大きな意味を持つことになるはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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