■クーペは最高出力1,360psを発揮する4基のモーター搭載で元ニュル最速市販車
中国の電気スタートアップ企業・NIOは、ハイパーカー「EP9」にオープン派生モデルとなる「EP9 コンバーチブル」を設定する可能性があることがわかりました。
EP9は、最高出力1,360ps・最大トルク1,480Nmを発揮する4つの電気モーターを備えており、0-100km/h加速はわずか2.7秒、0-200km/h加速7.1秒、最高速度313km/hのパフォーマンスを誇るEVハイパーカーです。
当時ニュルブルクリンクにおいて世界最速の市販車の称号を手に入れており、2021年7月現在でも世界第4位にランクインしています。
また同ブランドのEVシステムは、フル充電までわずか45分、1回の充電による航続は426km(265マイル)というハイスペックを持っています。
ドイツのエージェント経由で入手したものは、NIOが中国国家知識産権局に提出したパテント画像で、ベースの固定ルーフを捨て、ラップアラウンドフロントガラスを備えています。キャビンの後ろに大きな空力フィンを装備し、ルーフがないことを除けばEP9クーペのデザインが継承されている様子がうかがえます。
1つ驚いたのは、EP9クーペが発表されてから6年も経過してコンバーチブルが設定されるという点です。とはいってもNIOが上場企業になったことで、会社の株価を上げることや、ブランドの宣伝という大きな意味を持つことになるはずです。