■デビューは9月。「EQG 560」「EQG 580」が商標登録済み
メルセデス・ベンツのベストセラー・オフローダー「Gクラス」のフルエレクトリックバージョンがついに登場する可能性が高いことがわかりました。
メルセデス・ベンツのデジタル化部門トップのサシャ・パレンバーグ氏は、2019年11月、自身のツイッターにて「ダイムラーのオラ・ケレニウスCEOが、メルセデス・ベンツGクラスのEV版を数年以内に、市販化する方針を固めた」とコメントしましたが、いよいよ実現するときが来たようです。
EVモデルの仕様は現段階で不明ですが、デュアルモーターを搭載する四輪駆動が予想され、最高出力は500psオーバーと噂されています。大型の108kWhバッテリーを積み、WLTPサイクルで航続は役500km(311マイル)のパフォーマンスが期待されています。
車重はディーゼルのAMG「G350 d」が2,351kg(5,183ポンド)、AMG「G63」が2,650kg(5,842ポンド)ですが、EVバージョンでは巨大なバッテリーを積むため3,000kgオーバーになる可能性があるといいます。
メルセデス・ベンツは、欧州連合知的財産庁に「EQG 560」、および「EQG 580」を登録しており、この2つのバージョンが有力とされます。またEQGはフラッグシップ「EQS」と、今後登場予定の「EQE」のように専用のエレクトリックモデルではなく、燃焼エンジンGクラスEVバージョンとなることも濃厚です。
GクラスEVバージョンは、2021年9月に開催される「IAAモビリティ」にてワールドプレミアになると思われます。