■ボルボの新型モデルで予定のGeely「SEA」(Sustainable Experience Architecture)採用
スマート(Smart)は現在新型のクロスオーバーSUVを開発していますが、その最新のティザーイメージを初公開しました。
ダイムラーは2019年、中国のGeelyと合併会社を設立し、より大型のモデルを含むSmart新型モデルを開発すると発表していますが、このSUVはその1台となります。
新型SUVでもっとも注目されているのはボディサイズです。噂によるとMINI「カントリーマン」(日本名 クロスオーバー)と同レベルまで拡大されるといいます。これは巨大ではありませんが、これまでのスマートモデルでは考えられないサイズで、当初Bセグメントと思われていましたが、Cセグメントに参入することになります。
このモデルがどのようなパワートレインを備えるか定かでありませんが、同社傘下であるボルボの新型モデルにも採用予定の、Geely「SEA」(Sustainable Experience Architecture)を採用することがわかっています。これは最大3つの電気モーターをサポート可能な800ボルトのプラットフォームで、NEDCテストサイクルで最大692km(430マイル)の範囲を提供します。
現段階で名もないスマートコンセプトSUVは、2021年9月にミュンヘンで開催される「IAA」にてワールドプレミアされ、2022年にヨーロッパと中国市場にて市販化が計画されています。