■日産キャシュカイとプラットフォームを共有、ディーゼルは廃止か?
ルノーのコンパクト・クロスオーバーSUV「カジャー」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
最初にプロトタイプを目撃したのは豪雪の中でしたが、今回は一転して暑い天候の中で開発テストが行われているようです。
初代となる現行モデルは2015年に登場、「キャプチャー」と「コレオス」の中間セグメントを埋めています。
初のフルモデルチェンジでは、日産「キャシュカイ」新型から流用される「CFM-C」プラットフォームを採用し、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドに対応。遅れてフルエレクトリックバージョンの登場も有力です。
ハイブリッドバージョンではルノーの1.3リットルターボ付きガソリンエンジンがベースとなる可能性があり、より高いトリムに設定されると予想されます。
注目はディーゼルエンジンの行方です。日産キャシュカイでは新型でディーゼルを廃止しましたが、カジャーでも同様の措置が取られる可能性もあると思われます。
捉えたプロトタイプは、カモフラージュでディテールが隠されていますが、大胆なLEDヘッドライトを明らかにし、レイアウトは「メガーヌ ビジョン コンセプト」を彷彿させます。またオーバーハングは切り詰められ、全体的にスポーティなイメージになるとともに、日産「キャシュカイ」との類似性がいくつかの角度から見てとれます。
ルノー カジャー次期型のデビューは、2022年初頭と予想されています。