■より拡大されたコーナーエアインテークにアグレッシブなフロントスカートを装備
先日、フォルクスワーゲン(VW)『T-Roc』改良新型プロトタイプを始めてスクープしましたが、今度は「T-Roc R Line」改良新型をカメラが捉えました。
デビュー以来初の大幅改良となるT-Roc R-Lineは、LEDデイタイムランニングライトが統合された新しいヘッドライト、2層のハニカムインサートを備えた新設計のシングルスラットワイドグリルなどをベースモデルと共有しますが、グリルには「R」のバッジを装着、より拡大されたコーナーエアインテーク(カモフラージュされており実際は見た目ほど大きくはないようです)、現行型よりアグレッシブなフロントスカートを装備しています。
またベースモデルより大径の専用ホイール、ルーフレールが取り付けられていることもわかります。後部では、LEDテールライトのグラフィック変更がされるほか、リアバンパーが刷新されています。なかなかアグレッシブな装いは最強「R」のようでもありますが、R-Lineがデュアルエキゾーストシステムなのに対し、Rはクワッドエキゾーストシステムを装備するので、簡単に区別がつきます。
内部の画像はありませんが、最新のインフォテイメントと、より多くの運転支援システムを備えたデジタルコックピットが期待できるでしょう。
パワートレインは最高出力148psを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力188psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジンなどがキャリーオーバーされる見込みで、すべて7速DCTユニットと組み合わされます。
T-Roc改良新型のワールドプレミアは、2022年前半と予想されますが、オープン派生モデルの「T-Roc カブリオレ」も大幅改良が行われるか注目です。