「R Line」も初出現!VW T-Roc改良新型、最強「R」とはここが違う!

■より拡大されたコーナーエアインテークにアグレッシブなフロントスカートを装備

先日、フォルクスワーゲン(VW)T-Roc』改良新型プロトタイプを始めてスクープしましたが、今度は「T-Roc R Line」改良新型をカメラが捉えました。

VW T-ROC_004
VW T-Roc R Line 改良新型 プロトタイプ

デビュー以来初の大幅改良となるT-Roc R-Lineは、LEDデイタイムランニングライトが統合された新しいヘッドライト、2層のハニカムインサートを備えた新設計のシングルスラットワイドグリルなどをベースモデルと共有しますが、グリルには「R」のバッジを装着、より拡大されたコーナーエアインテーク(カモフラージュされており実際は見た目ほど大きくはないようです)、現行型よりアグレッシブなフロントスカートを装備しています。

VW T-ROC_011
VW T-ROC R Line 改良新型 プロトタイプ

またベースモデルより大径の専用ホイール、ルーフレールが取り付けられていることもわかります。後部では、LEDテールライトのグラフィック変更がされるほか、リアバンパーが刷新されています。なかなかアグレッシブな装いは最強「R」のようでもありますが、R-Lineがデュアルエキゾーストシステムなのに対し、Rはクワッドエキゾーストシステムを装備するので、簡単に区別がつきます。

内部の画像はありませんが、最新のインフォテイメントと、より多くの運転支援システムを備えたデジタルコックピットが期待できるでしょう。

パワートレインは最高出力148psを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力188psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジンなどがキャリーオーバーされる見込みで、すべて7速DCTユニットと組み合わされます。

T-Roc改良新型のワールドプレミアは、2022年前半と予想されますが、オープン派生モデルの「T-Roc カブリオレ」も大幅改良が行われるか注目です。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる