■可動式インフォテイメントディスプレイで太陽光を軽減
メルセデスAMGは、現在開発が最終段階となった2ドアオープンカー、新型「SL」のキャビン内画像を先行公開しました。
最大の注目は2+2シートレイアウトの採用です。大人4人が遠出する場合も勝手がよくなり、後部に乗客がいない場合のために、風から保護するためのウィンドウデフレクターが装備されます。
キャビンの中央には、ポートレートスタイルの大型インフォテイメントディスプレイがあります。
見た目はSクラスのものと似ていますが、可動式となっており、画面を前に傾けてより垂直に動かすことで太陽光によるまぶしさを軽減できます。
ディスプレイを囲む独自のバイザーにより、インストルメントクラスタとして機能する12.3インチのLCDディスプレイを非表示にするほか、最新世代の「MBUX」(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)ソフトウェアを搭載します。
今回明かされたのはインテリアのみで、エクステリアデザインの詳細は隠されたままです。
しかし、新型ではAMG「GT」第2世代とともに開発されており、よりスポーツ性が高められ、市販モデルではガルウィングこそありませんが、伝説の「300SL」にインスパイアされたデザインの採用が期待されます。
ラインアップは後輪駆動の「SL 43」からはじまり、AWDシステムを搭載する「SL 53」「SL 53e」「SL 55S」「SL 63」そして「SL 73e」まで続きます。
レンジトップでは、電気モーターと組み合わせた4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、まもなく「AMG GT73e」でデビュー予定のこのシステムは、ハイブリッドパワートレインを採用するこにより、最高出力は800psを発揮します。
メルセデスAMG SL新型のティザーキャンペーンは今後続々と続いていくはずです。