■Cクラス/Eクラスのクーペ、およびコンバーチブルの代替えモデル
先日、メルセデス・ベンツ「Cクラス」新型に設定される「Cクラス カブリオレ」と思われるプロトタイプを捉えましたが、新スパイショットを入手するとともに、新たな説が浮上してきました。
メルセデス・ベンツでは、「Cクラス」と「Eクラス」のコンバーチブルとクーペバージョンの人気が低下しており、モデルラインアップを合理化、統合する計画が噂されていました。
今回捉えた2台のプロトタイプですが、スウェーデンで撮影された開発車両はEクラス コンバーチブルを伴っており、Cクラス コンバーチブルの後継車ではない可能性が高いです。またCクラス新型のキャラクターラインより、ドアに沿ってアグレッシブに上昇していることがわかるほか、ホイールベースもCクラスより長い印象も受けます。
市販型でCクラス/Eクラスのコンバーチブルにとって代わると言われるのが「CLE」クラスで、すでに商標登録も確認されていることがわかりました。
アーキテクチャにはCクラス新型と「MRA-2」モジュラープラットフォームを共有、AMGが開発中の新型SL同様にハードトップでなくファブリック製が採用されるほか、シートレイアウトは4シーターと予想されます。
CLEが発売されれば、市場ではアウディ「A5」やBMW「4シリーズ」と競合することになります。両モデルにはクーペとコンバーチブルだけでなく、「スポーツバック」「グランクーペ」バージョンも存在しており、メルセデス・ベンツでも「CLE」4ドアクーペバージョンを設定して対抗すると予想されます。
CLEクラスが導入される場合、デビューは2023年が有力と言えそうです。