■ヘッドライトにはレーザーヘッドライトシステムの一部である黄色いダイオードも装備
先日スクープに成功した、BMWの新型ハードコア・2ドアクーペ市販型プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。
プロトタイプの正体は不明ですが、「8シリーズ」の頂点「M8」をベースに開発されており、「ビジョンMコンセプト」から継承されている赤いハイライトで装飾された卵型3次元グリルを備えています。
バンパーには新しいデザインのエアインテークと、高速でより高いダウンフォースを提供するための新設計のスプリッターを装着しています。
おそらく、ヘッドライトには最近「BMW M5 CS」に搭載されたレーザーヘッドライトシステムの一部である黄色いダイオードも装備されると思われます。
フロントとリアのクロスドリルディスクを備えた赤いブレーキキャリパーが「M Performance」のオプションであることや、エアロパーツを装備していることからも、このプロトタイプが「M8 CSL」である可能性も高いといえます。
また、リアクォーターウィンドウの場所にはストライプでカモフラージュされたカーボンファイバー製ベントが装着されているほか、巨大リアウィンク、アグレッシブなリアバンパー、スポーティなエキゾーストシステムなどにも注目です。
M8のパワートレインは、最高出力608psを発揮する3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載、コンペティションモデルでは626psまで高められています。一方このプロトタイプがM8CSL、あるいは新型スーパーカーのいずれにせよ、最高出力が700psを超えてくることは確実と言えそうです。