■最新の第6世代「PCMインフォテイメントシステム」搭載、今夏から911やパナメーラにも
ポルシェは現在、ベストセラー・クロスオーバーSUV「カイエン」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプとともに、キャビン内を激写しました。
キャビン内にはフルデジタルインストルメントクラスタを装備しているほか、より大型のインフォテイメントディスプレイやHVACシステム、そのほかの機能を制御するためのセンターコンソールに沿ったタッチ・キャパシティブボタン、「911/992」同様のギアシフターなどが確認できます。
衛星ナビゲーションが覆われているプロトタイプの内部写真では、ギアシフターの場所にスマートフォンが2台立っており謎が深まります。
ポルシェは、より優れたグラフィックス、アップデートされた音声制御ソフトウェア、AndroidAutoの相互性を備えた最新の第6世代「PCMインフォテイメントシステム」を発表しました。新しいインフォテイメントシステムは、ワイヤレスApple CarPlayと、AppleMusic、およびApplePodcastsの統合サポートも備えています。
この新しいPCM6.0システムは、この夏から911、パナメーラ、そしてカイエンの各モデルでデビューする予定です。
捉えた最新プロトタイプは、初めて4点LEDデイタイムランニングライトをインサート。スリムなヘッドライト、全く新しい形状のバンパーとグリル、そして大型のコーナーエアインテークなどを備え、現行モデルよりかなりアグレッシブな表情となると予想できます。またエンジンフードも四角いヘッドライトに合うよう再調整されている様子がうかがえます。
リアエンドでは、LEDテールライトにプレースホルダー(ダミーコンポーネント)を装備していることから大幅な新設計となることが濃厚です。さらにナンバープレートがリアバンパーへ移動され、後部デザイン全体が大きくイメージチェンジすると予想されます。
現在のところ、エンジンの変更の可能性について情報はありませんが、何か聞こえてき次第、最新情報をお伝えしていきます。
カイエン改良型のデビューは不明ですが、プロトタイプの状態からも1年程度先の可能性もありそうです。