■外観は当時のままに、ドライ、ウエット、耐摩耗性などを向上
根強いクラシックカー人気もあり、各タイヤメーカーはヒストリックカー、クラシックカー用タイヤに注力しています。
日本ミシュランタイヤは、4×4タイヤの「MICHELIN XM+S244(ミシュラン・エックスエム・プラス・エスニーヨンヨン)」を2021年7月15日より発売します。価格はオープンプライスで、発売サイズは205R16。
断面幅は203mm、外径736mm。同タイヤは、オフロードでの走破性はもちろん、一般路での操縦安定性や耐摩耗性に優れた4×4向けタイヤとして、1990年に初めてリリースされました。
今回、復刻された「MICHELINXM+S244」は、当時のままの外観としながらドライ、ウエット性能、耐摩耗性などの性能向上が果たされたそう。強さもありながら、しなやかなタイヤ構造や厚みのあるトレッド、深い溝のコンビネーションにより、オフロードでの正確なハンドリングと高い走破性を発揮するそう。
さらに、快適な乗り心地も実現。ミシュランでは、今後もクラシックカーオーナーの要望に応えながら、性能向上を図っていくと表明しています。
なお、装着が見込める車種として、ランドローバー・ディフェンダー90/110、レンジローバー、ディスカバリー、メルセデス・ベンツGクラス、プジョー504ダンジェル、日産パトロール、日産ナバラ・キングキャブ、三菱パジェロ、三菱ショーグンLWB、三菱L200、トヨタ・ハイラックスピックアップ(1981-2005)、トヨタ・ハイラックスGX(2006)、ランドクルーザーとなっています。
上記車種は、日本では見かけない車種も多いですが、クラシカルなムードを強調したい4WD派の方にオススメの復刻タイヤになっています。
(塚田勝弘)