新型MIRAIの満充填走行距離記録1003kmにチーム国沢が挑む。弊サイト小林編集長も参戦!

■新型MIRAIでエコランチャレンジ、決行!

●フランスに負けない! 我が日本で燃費記録を更新する!!

見た瞬間「やられましたね!」

フランスチーム
フランスチーム、満充電1003km走破だと!?

モリゾウさんのSNSを見ていたら、フランスチームが満充填の新型MIRAIで1003km走破した記事をシェアしていた。全日本負けず嫌い連盟会員の私としては、本来なら日本で行うべきチャレンジをフランスにヤラれたことが悔しくて仕方ない。

かくなる上は記録更新だ!

というイキオイを持って私のSNSで発信したら、「手伝いますよ!」という有志が!

あっというまに8人集まった! 真剣にエコランやろうとすると2時間が限度。私を含め10人なら1人あたり100km(平均50km/hだったら2時間)。なんとかなりそうな雰囲気であります。

とは言え、何人集まっても肝心の新型MIRAIの燃費が伸びなければ1003kmを走れない。早速テストしてみた。場所は首都高C1環状線。ここ、制限速度が40~50km/h。エコランにちょうどいい。

首都高2周テスト
首都高を2周、テストしてみた。イケそうな気がする~

満充填した時に使える水素の量を5.2kgとする(タンク容量は5.6kg)。1003km走ろうとすれば1kgあたり193km走らないとダメ。上は午前9時台の首都高を気合い入れて2周(1周14.8km)走った時の燃費。気温25度でエアコン使わず。う~ん! ビミョウながら物理的には可能のデータです。この運転のままなら1000kmを楽に超えられる計算。ということで決行を決める!

MIRAI国沢豪
エコランチャレンジマシンは、我がMIRAI国沢号でやる!

使用車両は私のMIRAI

皆さんと話をしているうち「せっかくだからスタートは福島にしたらどうでしょう」。そのココロは?と聞くと「福島県は水素エネルギーに積極的で、太陽光発電で作った水素をテストで使っているほど熱心」。いわき市に水素ステーションがあるという。

基本的に前向きの意見は何でも取り入れる性格。出発地はいわき市に決定。高速道路を60km/hで走るのは危険なため、海沿いを走ればいい。

いわき市から太平洋に沿って房総半島を回って東京まで450km。昼頃に出れば東京近郊の渋滞が無くなる夜までに到着する。前半で190km/kgをキープ出来たら成功の可能性は大きくなってくる。

さらに念を入れ、首都高C1で燃費チェック。この日は30~50km/hという絶妙な流れでした。するとどうよ! 外気温29度にもかかわらず228km/kgというスーパー燃費が出た!

エコラン再テスト
念には念を入れ、再度テスト。228km/kg出た!

ということでチャレンジ決行です! ドライバーはスタート順から1)国沢光宏。2)寺田昌弘さん。3)小林和久さん(当クリッカー編集長)。4)MIRAI開発チーム有志。5)山本シンヤさん。6)岡崎五郎さん。7)吉田由美さん。8)松下宏さん。9)柏秀樹さん(2輪ジャーナリスト)。10)こもだきよしさん。

決行日は7月上旬までの良い日です。果たして日本の交通状況で1003kmを超えられるか?

国沢 光宏