アウディ・SQ8ベースの650馬力スーパーチューンドSUV「ABT RS Q8-R」が世界初公開

■最高出力600ps・最大トルク800Nm、最高速度は270km/hの高速SUV

ドイツを拠点とするチューニングメーカー「ABT」は、アウディの高性能クロスオーバーSUV「SQ8」を強化するボディキットを世界初公開しました。

ABT RS Q8-R_001
ABT RS Q8-R

ブラックに仕上げられたボディには、特注のフロントエプロン、リアスカートセット、ルーフスポイラー、マットを装備。足回りには23インチの巨大ホイールセットを装着しています。

ABT RS Q8-R_003
ABT RS Q8-R

ハイライトはその心臓部です。ベースとなる「SQ8」では、最高出力507ps・最大トルク770Nmを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載しますが、ABTチューンでは同エンジンをブーストアップし、最高出力は+143psの最大650ps・最大トルクは+80Nmの最大850Nmを発揮します。

このパワートレインにより、0-100km/h加速は4.1秒から3.8秒に短縮、これは最高出力600ps・最大トルク800Nmを発揮する「RS Q8」と同等のスペックです。また最高速度も20km/h増加し、270km/hのスーパーSUVに進化しています。

アップグレードの価格は22,900ユーロ(約300万円)ですが、塗装と工賃を含めると3,445ユーロ(約46万円)加算され、合計350万円近くかかるといいます。

ABT RS Q8-R_002
ABT RS Q8-R

ABTでは、最高グレード「RS Q8」のパフォーマンスアップグレードも可能で、この場合、最高出力は600psから740ps、最大トルクは920Nmへ引き上げられ、0-100km/h加速は3.5秒、最高速度315km/hを誇ります。

「ABT RS Q8-R」と名付けられるカスタムキットは、同ブランド125周年を記念して限定125台が発売されます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる