■アグレッシブなフロントスプリッター、ウィングレット付き大口エアインテークを装備
BMWは2020年9月、4シリーズの頂点に君臨する「M4クーペ」を、2021年4月には「M4コンペティション」をワールドプレミアしましたが、さらなるホットモデルと思われる最新のプロトタイプをスクープしました。
このプロトタイプが「M4 CS」、または「M4 CSL」と呼ばれるかは明らかではありませんが、フロントエンドや、より大型なスポイラーなど、M4コンペティションを上回るパフォーマンス志向の変更を受けていることがわかります。
最新スパイショットでは、アグレッシブなフロントスプリッター、ウィングレットが取り付けられた大口エアインテークを装備。後部にはより大きなトランクリッドスポイラー、ディフューザーが確認できるほか、チタン製デュアルエキゾーストシステムをインストールしているようです。
また、足回りにはカーボンセラミックブレーキを装着、サスペンションは低く設定されています。
パワートレインは、ブーストアップされた3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載、最高出力はM4コンペティションの510psを超えてくると思われます。しかし、市販型ではより軽量な素材を多用し、大幅な軽量化もなされるため、大きなパワーアップがなくてもより高いパフォーマンスを発揮すると予想されます。
現時点でこのモデルが「CS」あるいは「CSL」と呼ばれるかは不明ですが、CSLならば1973年の伝説的な「3.0CSL」、2003年のE46型「M3 CSL」以来19年ぶりの復活となります。
最新情報では2021年7月に生産が開始され、ワールドプレミアは2022年前半と予想されているほか、限定1000台と噂されています。