■左右ヘッドレストスピーカーがヘッドフォンをしている感覚を演出
上級モデルからのダウンサイザーも取り込みたいとする日産ノート・オーラには、上質なドライブをもたらしてくれそうなサウンドシステムが設定されています。
「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」は日産とBOSEのコラボにより生まれた装備で、「NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」「NissanConnect専用車載通信ユニット」、ETC2.0ユニット(ビルトインタイプ) 、ステアリングスイッチ、プロパイロット(ナビリンク機能付)、プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)、SOSコールなどとセットオプションとして用意されています。
「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を含む上記のセットオプション価格は、40万1500円。
8スピーカーサウンドシステムの「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」は、価格や車載スペースに制限のあるコンパクトカーであることもあり、ラゲッジスペース床下にBOSEが得意とするウーファーこそ用意されていないものの、前席左右のヘッドレストに埋め込まれた2.5インチ(60mm)の左右ヘッドレストスピーカー(×4)をはじめ、1インチ(25mm)のツイーターが2つ、フロントドアにワイドレンジスピーカー(6.5インチ/165mm)を配置。
さらに、システムエレクトロニクスとして、最先端のDSPを内蔵した6EQチャンネルデジタルアンプ、「Bose PersonalSpace」と呼ぶ技術が搭載されています。
運転席に座って視聴すると、ヘッドレストスピーカーが効いている印象で、包まれ感の高いサウンドと、豊かで広がりのある音場を堪能できます。
さらに「Bose PersonalSpace」の名のとおり、音場の広さ、包まれ感の設定が可能。音の広がりを好みで「Tight(タイト)」「Wide(ワイド)」から設定画面のスライダーで調整できます。
また、ウーファーがなくても重低音も十分感じられますし、前席の場合は、左右ヘッドレストスピーカーによりヘッドフォンをしている感覚に近い、まさにパーソナル感覚のサウンドが楽しめるのは、車載オーディオとして新鮮味ある体験ができます。
ドライブに音楽は欠かせないという方も多いはずで、ノート・オーラを購入する際はセットオプションの「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」をぜひ選択したいところです。
(文:塚田 勝弘/写真:井上 誠・ボーズ オートモーティブ)