■7月6日ワールドプレミアへ! ロータス最後の内燃機関モデルか
ロータスは現在、コードネーム「タイプ131」と呼ばれる新型スポーツカー「エミーラ」を開発していますが、その市販型パドルシフター、およびデジタルダッシュボードを世界初公開しました。
現在ジャガー、ボルボ、フォード、ベントレー、フィアットなどがフルエレクトリックブランドへ移行する計画を発表していますが、リストから除外してはならないブランドがもう1つあります。それがロータスです。
ロータスは昨年、EVハイパーカー「エヴァイヤ」を発表、今後エレクトリック化が加速するとみられ、「エミーラ」は最後の内燃機関モデルとなる予定です。
最新のティザーイメージでは、スポーティなステアリングホイールの上半分をアルカンターラが包み、ステッチと頂点のストリップマークに黄色いアクセントが添えられているのが見てとれます。
センターの「LOTUS」ロゴの両サイドにはさまざまなコントロールが配置されていますが、注目は背後になるパドルシフトと思われます。
さらに奥にはフルデジタル化されたインストルメントクラスタを装備、「EMIRA」のロゴが表示されます。また加速時などの重力加速度を数値としてみることができるGメーターを中央に、「ツアー」モードと「スポーツ」モードを搭載、レッドラインは7,000rpmであることもわかります。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、および3.5リットルV型6気筒エンジンがラインアップ、「Geely」でも「Volvo」でもない新しいパートナーから供給され、「Evora」の416hpを超えてくる可能性もあるようです。
エミーラのワールドプレミアは7月6日で、7月8日のグッドウッドフェステイバルオブスピードでダイナミックな実車がデビューすることになりそうです。