■「EMP2」プラットフォーム進化版を採用、ブランド最新の「Vizor」処理を全面に
今夏より日本再導入が始まるオペルは、主力ハッチバック『アストラ』次期型の最初のティザーイメージを初公開、VW・ゴルフのライバル「モッカ」にインスパイアされたスタイリングを明らかにしました。
次期型では、プジョー・308と「EMP2」プラットフォーム進化版を共有、同ブランド最新の「Vizor」処理を全面に押し出し、スリムなL字型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトやブラックパネルが確認できます。
刷新されたキャビン内には、オペルが「ピュア パネル」と呼ぶデジタルコクピットを備えており、デュアルワイドスクリーン・ディスプレイがドライバーに向けた水平方向のフォーマットで組合されている様子が伺えます。
また「精巧に作られたキー」、人間工学に基づいた新しいフロントシート、新設計のステアリングホイール、ミニマリストのコントロールを装備していることが確認できます。
パワートレインはプジョー308から流用、最高出力110ps、および130psを発揮する1.2リットル直列3気筒ガソリンエンジン、1.5リットル直列4気筒ディーゼルエンジン、そしてEV走行距離60km、最高出力180ps、および225psを発揮する1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドです。また高性能OPCでは、最高出力300ps超え、最大トルク450Nmを発揮する4WDモデルが噂されています。
アストラ ハッチバック次期型のワールドプレミアは9月と予想され、ドイツのリュッセルスハイムにあるオペルの工場で生産されます。
オペルの再導入が軌道にのれば、日本市場に投入される可能性もあると思われます。