■オプションパッケージ「スペースXロケットスラスター」を設定へ
米・テスラは2ドアスポーツ「ロードスター」に、オプションパッケージ「スペースXロケットスラスター」を設定することがわかりました。
ロードスターは初代が2008年から発売されている2シーターオープンのEVモデルです。初代ではロータス「エリーゼ」をベースにしていましたが、第2世代ではゼロから開発されているほか、シートレイアウトが2シーターから4シーターへ実用性が高められています。
スペックは0-100km/h加速が2.1秒、0-400km/h加速は8.8秒、最高速度は400km/h以上で、1回の充電で1,000kmの後続を実現するといいます。
そして今回、イーロン・マスク氏がCEOを務める宇宙開発ベンチャー企業「スペースX」から、小型ロケットシステムを搭載する「スペースXロケットスラスター」を設定することを発表、0-96km/h加速は1.1秒という異次元のパフォーマンスを達成するといいます。
現在世界では制限速度が積極的に下げられています。英国では、高速道路を112km/hから96km/hへ低速制限し、スペインでは、2車線の都市道路で50km/hから30km/hへ下げられているほか、現在他国でもそれに追随する動きがみられています。
このまま加速性能が急激に進化すれば、いずれ加速制限が行われる時代が来るかもしれません。