■ルーフエアスクープから続く巨大シャークフィン、低速モードのリアウィング装備
270万ドル(約3億円)で発売されたメルセデスAMG初のハイパーカー「AMG ONE」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
先日はニュルブルクリンクを走る姿を捉え、その内部や高架リアウィングを制御する油圧アクチュエーターなどをみることができましたが、今回はこれまででもっともカモフラージュが削ぎ落とされ、フロントエンドでは光を放つコーナーエアインテーク、ボンネットフードの形状などが確認できます。
しかし、もっとも大きな変化は後部で、ルーフエアスクープから続く巨大シャークフィン、低速モードのリアウィング、そして市販型LEDテールライトなども露出しています。
キャビン内にはF1スタイルの長方形ステアリングホイールが見えるほか、そのすぐ後ろには10インチディスプレイ、センタースタックにはドライバーに面した別のディスプレイ、さらに露出したカーボンファイバーも確認できます。
ルーバーリアボディワークの下には、ターボチャージャー付きの1.6リットルV型6気筒エンジンと4基の電気モーターを搭載。
最高出力は986ps(一部の噂では1200ps)を生み出すことは、AMG F1カーのパワートレインに直接関係しており、アストンマーティン「ヴァルキリー」やゴードン・マレーデザインの「T50」とは根本的に異なるアプローチです。どちらの英国車も自然吸気V型12気筒エンジンを搭載しています。
市販価格は270万ドル(約3億円)、限定275台はすでに完売と伝えられており、2021年内にデリバリーが開始予定となっています。
(APOLLO)
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