メルセデスAMG ONE市販型は1200馬力!? 6月デビューへ全開

■ルーフエアスクープから続く巨大シャークフィン、低速モードのリアウィング装備

270万ドル(約3億円)で発売されたメルセデスAMG初のハイパーカー「AMG ONE」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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メルセデス AMG ONE 市販型 プロトタイプ

先日はニュルブルクリンクを走る姿を捉え、その内部や高架リアウィングを制御する油圧アクチュエーターなどをみることができましたが、今回はこれまででもっともカモフラージュが削ぎ落とされ、フロントエンドでは光を放つコーナーエアインテーク、ボンネットフードの形状などが確認できます。

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高架リアウィングを制御する油圧アクチュエーター

しかし、もっとも大きな変化は後部で、ルーフエアスクープから続く巨大シャークフィン、低速モードのリアウィング、そして市販型LEDテールライトなども露出しています。

キャビン内にはF1スタイルの長方形ステアリングホイールが見えるほか、そのすぐ後ろには10インチディスプレイ、センタースタックにはドライバーに面した別のディスプレイ、さらに露出したカーボンファイバーも確認できます。

ルーバーリアボディワークの下には、ターボチャージャー付きの1.6リットルV型6気筒エンジンと4基の電気モーターを搭載。

最高出力は986ps(一部の噂では1200ps)を生み出すことは、AMG F1カーのパワートレインに直接関係しており、アストンマーティン「ヴァルキリー」やゴードン・マレーデザインの「T50」とは根本的に異なるアプローチです。どちらの英国車も自然吸気V型12気筒エンジンを搭載しています。

市販価格は270万ドル(約3億円)、限定275台はすでに完売と伝えられており、2021年内にデリバリーが開始予定となっています。

APOLLO

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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