BMW「M2」のEVモデルは、驚異の1,341馬力を発揮!?

■2022年、BMW「MDivision」50周年記念式典で発表か? 0-100km/h加速は2秒

BMWは現在、新型M2に設定される派生EV「iM2」(仮称)を開発しているとみられていますが、そのスペックが話題となっています。

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BMW M2 EV 開発車両

英Car Magazineの取材によると、BMWではコードネーム「ProjectKatharina」とよばれるプロジェクトが進められており、2022年のBMW「MDivision」50周年記念式典に間に合うよう、フルエレクトリック版「M2」が発売される可能性があるといいます。

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BMW M2 EV 開発車両

そのスペックは、各車軸に4基の電気モーターを搭載し、最高出力1,341psを発揮、0-100km/h加速2〜2.5秒、ニュル北コースを7分未満で駆け抜けると予想されています。

これが事実なら、世界のトップハイパーカー並のスペックとなります。

先月捉えたプロトタイプは、ボンネットに2つのベントを装備し、目立つトランクリッドスポイラーが確認できます。またエキゾーストパイプは見当たらず、トランクリッドに電動モデルであることを示すステッカーが貼られていることからエレクトリックモデルと思われます。

さらに車軸間のアンダーボディが延長されており、そこにバッテリーパックが搭載されている可能性がありそうです。

キャビン内ではリアシートが削除され、代わりにロールケージを配置、2人乗りに改良されており、ハードコアモデルと予想されています。

市販型では、巨大キドニーグリルが採用されるかどうかなど、最終デザインは不明ですが、BMW Mパフォーマンス部門がEVモデル開発を加速させていることは間違いなさそうです。

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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