■攻撃的なトランクリッドスポイラー装着、市販型ではFRとxDriveを設定か
BMWスポーツの伝統を継承する2ドアスポーツ・2シリーズクーペのハードコアモデル「M2」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ニュルブルクリンクへ向かうプロトタイプは、フロントエンドやリアエンド、ドアハンドル、さらにリアクォーターウィンドウのホフマイスターデザインを厳重にカモフラージュしています。
しかし、フレア加工されたフェンダー、大径ホイール、攻撃的なトランクリッドスポイラー、Mブルーで塗装されたドリルドブレーキローターとキャリパーを装備しているほか、「M3」や「M4」と非常によく似た円形クワッドエキゾーストパイプがインストールされています。
パワートレインは、M3セダン、およびM4クーペに搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのデチューンバージョンが予想されます。
直列6気筒のS58エンジンは最高出力480ps・最大トルク550Nmを発揮しますが、M2クーペでは420ps程度と予想されます。
2シリーズ以下すべてのモデルが前輪駆動に変更されていますが、2シリーズクーペだけは例外でFRを標準装備。オプションで全輪駆動のxDriveも用意されます。
トランスミッションは、デュアルクラッチオートトランスミッションに加えて6速MTも設定されるでしょう。
BWMでは2シリーズクーペを年末までに発表予定のため、M2は2022年内と予想されています。市販型ではM3/M4の巨大グリルの採用、コンバーチブルやEVバージョンの設定など興味が尽きません。