■メガーヌ ビジョン コンセプトに似たスリムなヘッドライト装着
ルノーの欧州Cセグメント・クロスオーバーSUV「カジャー」次期型の最新プロトタイプ2台を、スウェーデン北部でカメラが捉えました。
カジャーは「キャプチャー」と「コレオス」の間を埋めるべく2015年に発売、いよいよ第二世代へバトンタッチされます。
次期型では2月にワールドプレミアされたばかりの日産「キャシュカイ」新型と「CFM-C」プラットフォームを共有、兄弟モデルであるとともに、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドの両方のパワートレインが期待できるほか、フルエレクトリックバージョンも噂されています。
日産キャシュカイは、新型でディーゼルを廃止しましたが、カジャーでも同様の措置がとられる可能性もありそうです。
捉えた2台のプロトタイプは、全身をカモフラージュしていますが、前後オーバーハングが切り詰められ、キャシュカイに似たスポーティなクロスオーバーの印象です。また、スリムなヘッドライトは「メガーヌ ビジョン コンセプト」に似たデザインを彷彿させます。
キャシュカイのパワートレインは、最高出力140psおよび158psを発揮する12Vマイルドハイブリッドと組み合わされる1.3リットル直噴ターボや、最高出力190psを発揮する1.5リットルガソリンエンジン搭載の「e-POWER」システムなどがラインアップされており、カジャーでも同様の仕様が期待できるでしょう。
ルノー カジャー次期型のワールドプレミアは早ければ2021年内ですが、2022年初頭の可能性もあります。現行型は2018年に日本導入されるも、翌2019年には販売終了しており、次期型の再導入に注目です。
(APOLLO)