■マクラーレンのスタイリングDNAを継承かつ4人が快適に!
マクラーレンが計画を検討していると思われる、新型4ドアGTを大予想しました。
現在、アストンマーティンが「DBX」、ランボルギーニが「ウルス」を導入、フェラーリでさえ「プロサングエ」プロジェクトを進行しているにも関わらず、マクラーレンはクロスオーバーSUVを断固として拒否しています。
しかしここにきて、4ドアGTを計画している可能性があるといいます。
4ドアGTと言えば、アストンマーティンが2010年から販売する「ラピード」、2015年に限定販売された「ラゴンダタラフ」などが存在しており、マクラーレンが快適性を重視した4ドアGTを開発することは不自然ではありません。
デザイナーのアンドレー・スレミン氏が協力してくれた予想CGは「44」と命名。マクラーレンのスタイリングDNAを継承しつつ、4人を収容するのに十分な広さを備えています。
フロントエンドは流れるようカーブと、黒いサラウンドを持つスリムなヘッドライトユニットを装備。ユニットには前輪から空気を排出するのに役立つ開口部が確認できます。サイドビューでは、流れるようなボディワークと、ハンドルレスのドアが見てとれます。
また、ルーフはガラス仕様で、リアエンドには筋肉質のフェンダー、スポーティなディフューザーが装備されています。
製作したスレミン氏は「マクラーレンのデザイン哲学に従い製作、車内で4人を圧迫することなく、アグレッシブさも融合するという課題の下、簡単なものではなかった」と語っています。
まさにそのとおり、考え抜かれたCGは、公式デザイン案の一つと思えるほど、自然で違和感のない秀作といえるでしょう。
(APOLLO)