■コードネーム「Z223」、最高出力530馬力 6.0リットル V型 12気筒 ツインターボエンジン採用
メルセデス・ベンツは2020年11月、究極のエクストラロングSクラス「マイバッハSクラス」をワールドプレミアしましたが、新たに設定されるV型12気筒エンジン搭載モデルの登場を予告しました。
マイバッハは1921年「22/70 HPW3」を発表、今年2021年で生誕100周年を迎えることから、このV12モデルは100周年を記念して発表されると思われます。
コードネーム「Z223」と呼ばれるマイバッハSクラス新型のフロントフェンダーには、「V12」のロゴを装着、パワートレインは最高出力530hpを発揮する6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンが期待されています。0-100km/h加速5秒、最高速度250km/h(電子リミッター作動)のパフォーマンスが予想されています。
また、メルセデスAMGでは、「S65」がV型8気筒プラグインハイブリッドの「S73e」へと置き換えられ、マイバッハ「S650」がV型12気筒エンジンを提供するSクラスファミリーの唯一のバージョンになることを意味しています。
発売されれば、ベントレー「フライングスパー W12」、ロールスロイス「ゴースト」、アウディが開発中とみられる「A6 ホルヒ」と、V12モデル市場で争うことになります。
マイバッハSクラスにV12が追加されたことにより、クロスオーバーSUV「マイバッハ GLS」にも同様の期待がかかりますが、現段階でその情報はないようです。しかし近い将来、フルエレクトリック版「EQS」にマイバッハが設定される可能性があるといいます。
(APOLLO)