■センターのアナログタコメーターが排除、フルデジタル化のインストルメントクラスタ搭載
ポルシェのフラッグシップ・クロスオーバーSUV「カイエン」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、その内部をカメラがはじめて捉えました。
第3世代となる現行型は、2017年9月のフランクフルトモーターショーで初公開、翌2018年に発売されており、これが初の大幅改良となります。
捉えたテスト車両の1台には、キャビン内に「911」新型に見られるものと非常に似たギアシフターを装備、黒いプラスチックの箱で隠されています。
センターのアナログタコメーターが排除され、フルデジタル化されたインストルメントクラスタが搭載されています。さらに新設計の衛星ナビゲーション/インフォテインメントディスプレイも確認できるほか、ヒーターコントロールの新しい配置も見てとれるなど、大きな進化がなされているようです。
エクステリアでは、新設計されたスリムなヘッドライトを搭載、コーナーエアインテークを拡大し、威圧感のある新デザインのバンパーを装備しています。ボンネットもデザイン変更されているように見えますが、カモフラージュや角度のせいの可能性あると思われます。
リアエンドは現行型から変更されていないようですが、今後着手されることが濃厚で、テールライトのグラフィックがリフレッシュされるほか、ナンバープレートがテールゲートから新設計されるバンパーへ移動される可能性がありそうです。
パワートレインはキャリーオーバーされると思われますが、いくつかのエンジンの微調整が行われるかもしれません
カイエン改良型のデビューは2022年内と予想され、カイエンクーペも同様のアップデートがなされるはずです。
(APOLLO)