ついに市販型シルエット確認! メルセデス・ベンツ Eクラス EV版は9月デビュー

■内燃機関Eクラスよりなめらかなルーフライン、LEDライトバー初装備

メルセデス・ベンツが開発中のフルエレクトリック・ミドルセダン「EQE」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

メルセデス・ベンツ EQE_007
メルセデス・ベンツ EQE 市販型プロトタイプ

EQEはその車名からもわかる通り、「Eクラス」のEVバージョンとなります。

これまででもっともカモフラージュが軽い状態で捉えたプロトタイプは、ディテールが隠されているものの、プラスティックのクラッディングが剥がされ、はじめて生産型ボディパネルが露出しました。それにより、EQSより少し伝統的なセダンの形であることがわかるとともに、内燃機関Eクラスよりなめらかなルーフラインが確認できます。

メルセデス・ベンツ EQE_011
メルセデス・ベンツ EQE 市販型プロトタイプ

フロントエンドでは、中のグラフィックは微妙ですが、はじめてLEDライトバーやヘッドライトのアウトラインらしきものが確認できるほか、ボンネットフードも露出しています。リアエンドでは、市販型LEDテールライトも装着されたようです。

比較的短いオーバーハングは、EQEが電気自動車専用のプラットフォーム上に構築されており、厚いサイドスカートがバッテリーパックを隠している可能性があることを示しています。また、エンジンがなく、小さな電気モーターとバッテリーの搭載、EVプラットフォームによりSクラスレベルの内部空間を提供してくれます。

EQE市販型のワールドプレミアは、2021年9月にフランクフルトから場所が変更され開催される、第1回「ミュンヘンモーターショー」が有力です。ドイツのジンデルフィンゲンにある、メルセデスの新しいファクトリー56で生産され、その後は派生クロスオーバー「EQE SUV」の発売も濃厚となっています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる