■万能の天才レオナルド・ダ・ビンチの誕生日
1452(宝徳4)年4月15日、「モナリザ」の絵で有名なイタリアの芸術家、科学者であるレオナルド・ダ・ビンチが生まれました。モナリザ以外にも「最後の晩餐」、「受胎告知」などの絵画、科学者として運河の建設やヘリコプターの考案、人体解剖書など、まさに万能の天才でした。今から500年以上も前にヘリコプターの原理を創案していたとは、驚きですね。
また1983(昭和58)年のこの日、千葉県浦安市に「夢と魔法の国」東京ディズニーランドが開園しました。40年以上経った今もまったく人気は衰えることなく、多くの人を楽しませています。まさにディズニーの魔力ですね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
1999年(平成11)年のこの日、ホンダから「S800」以来29年ぶりとなるFRスポーツカー「S2000」が販売開始されました。この年、ホンダは創業50周年を迎え、それを記念するモデルとして登場しました。
ホンダ車で「S」を冠するモデルは、ホンダ初の乗用車である「S500(1963年)」に始まり、「S600(1964年)」、「S800(1966年)」とホンダのFRスポーツカーの代名詞となっています。この流れで、S800の生産終了から29年ぶりにSシリーズの復活として登場したのがS2000です。
S2000は、スポーツカーらしい2シーターのワイド&ローのフォルムに、ボタン操作で開閉する電動ソフトトップを装備。また安定した俊敏な走りを実現するため、前後重量配分50:50のFR駆動方式を採用し、パワートレインはNA(無過給)ながら最高出力250PSを発揮する新開発の2.0L VTECエンジンと6MTを組み合わせています。1999年から2009年の生産終了までに国内で約2万台、全世界で11万台を超える販売を達成し、多くのスポーツカーファンの人気を集めました。
スポーツカーが大好きだったホンダの創始者、本田宗一郎のDNAを受け継いでいるSシリーズ。S2000の後には2005年にS660がデビューしましたが、2022年には生産を終えることが発表されました。これを受けて、Sシリーズの復活はいつか?という噂が飛び交っています。Sシリーズが消えると必ず、Sシリーズ復活待望が飛び交うのもホンダのスポーツカーへの期待が大きいからですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)