車名は「コマンダー」か? ジープが新型7シーターを開発中

■より湾曲したフロントエンド、まっすぐなグリルを確認

以前、ジープが開発中とみられる次世代CUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)市販型プロトタイプを捉えたましたが、その市販型を示唆するティザーイメージが初公開されました。

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ジープ 新型7シーター 開発車両

この新型モデルは、「コンパス」をベースとした3列7人乗りということがわかっています。ティザーイメージからはより湾曲したフロントエンド、まっすぐなグリルなど、単なるコンパスのロングバージョンとは言えそうにもありません。

さらに車名の最後の文字「ER」が確認でき、「Commander」が市販型の有力候補となっています。「Commander」は2000年半ばから後半にかけて、グランドチェロキーベースの3列7人乗りSUVとして使用されていたほか、現在中国で「Grand Commander」として発売されており、ジープでは馴染みが深い車名といえます。

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ジープ 新型7シーターティザーイメージ

キャビン内では、10.25インチのデジタルインストルメントクラスタや、8.4インチ、および10.1インチのインフォテインメントシステムなど「コンパス」から引き継ぐとみられています。

また、アクティブクルーズコントロール、レーンキープアラート、ブラインドスポートアラート、自動緊急ブレーキを装備するほか、4Gコネクト、AppleCarPlay、AdroidAutoを介したワイヤレススマートフォンミラーリング、Wi-Fiを備える新しいジープマルチメディアシステムなどが搭載される予定です。

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ジープ 新型7シーターティザーイメージ

パワートレインは、四輪駆動モデルが最高出力200psを発揮する2.0リットルターボディーゼルエンジンを搭載、9速ATと組み合わされます。また前輪駆動モデルでは、最高出力180psを発揮する1.3リットルガソリンターボエンジンが搭載されることが予想されています。

ワールドプレミアは今秋とみられ、ブラジルで生産されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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