ニュルブルクリンクに新たな伝説を!VWゴルフR エステート次期型、今度はアトランティックブルーで出現

■0-100km/h加速4.6秒! ニュルで20秒近くラップタイム更新

VWは昨年11月『ゴルフ』の頂点に君臨するハードコアモデル「ゴルフR」をワールドプレミアしましたが、その派生ワゴンとなる「ゴルフR ヴァリアント」のプロトタイプをカメラが捉えました。

VW ゴルフRエステート_006
VW ゴルフRエステート新型 プロトタイプ

ニュルブルクリンク付近でキャッチした最新プロトタイプは、おなじみのVW「アトランティックブルーメタリック」で塗装、「R」バッジをテープで隠すのみのフルヌード状態です。

ベースモデルと差別化されるブルーブレーキキャリパー、巨大なクロスドリルブレーキディスク、ゴルフRスポーツバンパー、サイドスカート、アルミ製ミラーキャップを装備、足回りには大径ホイールに扁平率の低いロープロファイルタイヤが装着されています。

VW ゴルフRエステート_009
VW ゴルフRエステート新型 プロトタイプ

リヤエンドには、オプションのアクラポビッチ排気システムを備えるクワッドエキゾーストパイプがインサートされています。またいくつかの角度からはキャビン内がみてとれますが、フルロールケージとレカロのフロントバケットシートも確認できました。

予想される新型のパワートレインは、ハッチバックと共有する最高出力315ps・最大トルク420Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒TSIターボチャージャーエンジンです。7速デュアルクラッチトランスミッションと全輪駆動「4モーション」システムを組み合わせます。

そのパフォーマンスは0-100km/h加速4.6秒、最高速度250km/hを実現。さらにオプションの「R-Performance Package」をセレクトすることで270km/hまで引き上げられます。出力の向上はわずかですが、ニュルブルクリンクで20秒近くラップタイムを短縮しており、総合的パフォーマンスは大幅にアップします。

新型ゴルフRヴァリアントのデビューは今夏以降と予想されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる