オートバックスが手掛ける、ほっこり系バンがさらにお洒落感アップ 【東京オートサロン2021】

■オートバックスプロデュースブランド「ゴードンミラーモータース」

従来のポップ路線のカー用品から脱皮し、アパレルブランドかと見まごうかのお洒落な商品展開をしているのがオートバックスグループがプロデュースするカー用品「ゴードンミラー」です。姉妹のアパレルブランド「ジャック&マリー」とともにショッピングモールに出店するなど、クルマ好きだけでなく広く一般のユーザーからの認知度も急上昇中です。

その展開はカー用品だけにとどまらず、車両本体もプロデュースするほどに。「ゴードンミラーモータース」ブランドで、2台のコンプリトーカーを販売しています。

■ハイエースベースのGMLVAN V-01 JSF

1台はハイエースをベースとた「GMLVAN V-01」。もう1台は日産NV200をベースとした「GMLVAN C-01」どちらも流行のナチュラル志向・アース志向をキャッチアップしたトレンドフルな仕立てとなっています。

どこか懐かしさを感じるシート地
どこか懐かしさを感じるシート地
癒やしの木目のインテリア
癒やしの木目のインテリア

そしてこの「V-01」「C-01」がさらに進化しました。アパレル大手、ジャーナルスタンダードとコラボし、インテリアをカスタマイズされたモデルが追加されたのです。

■日産NV200をベースとした、GMLVAN C-01 JSF

車名末尾に「JSF」(ジャーナルスタンダードファニチャー)の付く特別仕様は、外観同様にどこかホッとするナチュラルな柄で彩られたシートがとても馴染んでいます。

アレンジ次第でリビングのようにもできる
アレンジ次第でリビングのようにもできる

ベース車でもルーフにオーク材を貼り込み、さらに同様の木目柄のクッションフロアを敷くなどまるでネイチャーカフェにいるようなくつろぎ感でしたが、シートカバーによりレトロミックスのほっこり感がさらに増した印象です。

同柄のクッションも用意される気配り
同柄のクッションも用意される気配り

実用面では特別仕様としてロールスクリーンも付いてくるので、キャンプ先の大自然の中でムービーを楽しむことも可能。最近だとワーケーションの基地としても充分使えそうです。

価格は、日産NV200ベースのC-01が420万円から、ハイエースベースのV-01が500万円からとなっています。

C-01はこのモデルだけの特別塗装色だったり、V-01はごく自然に見える丸目ライト化されていたりと他人とのカブりを心配しなくていい自分だけのスタイリングとくつろぐ空間が手に入ると思うと、絶妙なプライシングでもあります。

それらが信頼のオートバックスブランドで手に入るのですから、売れるのも納得ですね。2車あわせて30台の限定販売なので、買い逃して後悔する前にできるだけ早めにアクションしておいたほうがいいでしょう。

キャンピングカーショーなどイベントにも参加しているそうなので、ぜひ実車を見てみることをおすすめします。

畑澤清志

【車輌データ】

●出展者名:
株式会社オートバックスセブン

●出展車両名:
GORDON MILLER GMLVAN V-01JSF/ベース車両:トヨタ・ハイエースDX

●出展車両名:
GORDON MILLER GMLVAN C-01JSF/ベース車両:日産NV200バネットDX