■車内コード「CV」、アーキテクチャには「E-GMP」プラットフォームを初採用
キアは、ブランド初となるEV専用モデルを市場に投入することを発表、そのティザーイメージとティザームービーを初公開しました。
現在同ブランドでは「ニロEV」や「ソウルEV」「アイオニック5」などフルエレクトリックモデルの販売を加速させていますが、ついにEV専用モデル「EV6」が初投入されます。
EV6は、これまで複数回スクープしていた社内コード「CV」と呼ばれていたプロトタイプの市販型です。アーキテクチャには「E-GMP」プラットフォームを初採用、「キアの電化へのシフトの焦点を具体化する」という大胆なデザインを特徴としているようです。
暗闇に浮かぶプロトタイプは、スリムなヘッドライト、傾斜したルーフにつながるラキッシュなフロントガラス、合理化されたボディワーク、フラッシュマウンテッド・ドアハンドル、角張ったリヤウィンドウが見てとれます。
筋肉質のリヤエンドには、流れるシーケンシャルターンシグナル、独特なブレーキライトなども確認できます。
EVスペックは明かされていませんが、ヒュンダイ「アイオニック5」と共有するとみられ、58kWhおよび72.6kWhのバッテリーパックを積み、後輪駆動と全輪駆動が期待されています。後者では、最高出力306ps・最大トルク605Nmを発揮するデュアルモーターを搭載すると予想されます。また0-100km/h加速5.2秒のパフォーマンスが予想されます。
EV6のデビューは今後数週間以内と思われます。
(APOLLO)