自分のS660が登場する「WE LOVE S660プロジェクト・スペシャルムービー」で 想い出を残そう!

■生産は終了するものの、ファンを支える気持ちは変わらない

残念ながら2022年3月で生産が終了するS660。2015年4月に販売が開始されたS660は、累計3万台以上を販売した人気モデルです。ホンダは多くのファンを持つS660の生産終了に合わせて、全国のS660オーナーとともに作り、繋がるコンテンツとなる「#WELOVES660」を開始します。

S660モデューロX バージョンZ外観
最終特別仕様車として用意されたS660モデューロX バージョンZ

軽自動車という日本独自のモデル、オープン、しかもミッドシップという世界的に非常に珍しいモデルとなるS660は、全国にオーナーズクラブが存在し、多くのファンを獲得しています。どんなクルマにもそれぞれに物語が存在していますが、S660のクルマになればその物語もひときは光るものが多いことでしょう。

すでに開設されているFacebookのオフィシャルページは約1万人のフォローがあり、生産終了を惜しむ声が多く寄せられています。

生産は終了しますが、S660を愛する人々が減るわけではなく、この一大事を機会により一層絆は強まるような予感もあります。

S660 α フロントスタイル
2020年1月にマイナーを受けた際に新色のアルミホイールなどが追加されている
S660 α リヤ
最新型のS660 αのリヤスタイル

また、S660 Historyというwebページでは、S660の開発ストーリーを綴ったエンジニアトークも公開。このエンジニアトークには漫画版もあり、両方を合わせて読むとエンジニアたちの熱い思いとともに、その人となりを感じることができます。

こんな人がこんな思いで、こんな部分を担当したんだ……ということがわかるのは、S660オーナーならずとも楽しい部分と言えます。

S660エンジニアトーク
エンジニアトークには漫画版も用意。合わせて読むとけっこう内容が濃い

「#WELOVES660」の投稿はすでに受け付けが始まっていて2021年5月16日(日)まで投稿が可能です。撮影時は横長で“インパクトのあるワンアクションとともに撮影してください”と書かれています。動画でも写真でもOKとのことですが、動画の場合は5秒程度のものとされています。

ナンバープレートは隠さなくてもホンダが目隠し加工してくれるとのことですが、撮影用のマスコットプレートもダウンロード可能となっています。

WELOVES660 プレート
webページ内にはダウンロード可能なマスコットプレートも用意される。ダウンロード後、B4サイズで印刷することが推奨されている

投稿はTwitterが推奨されています。WE LOVE S660オフィシャルページには、公式アカウントの「Honda #WELOVES660」のフォローボタンがありますので、まずは「Honda #WELOVES660」をフォローしたうえで、投稿用ボタンで動画や画像を投稿できます。

また、Twitterアカウントがない方も、オフィシャルページからの投稿が可能となっています。

■Facebookページ
https://www.facebook.com/S660.official/

WELOVES660

■WE LOVE S660オフィシャルページ
https://www.honda.co.jp/S660/WELOVES660/

■S660 History
https://www.honda.co.jp/S660/history/

(文・写真:諸星 陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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