■新色のダークブルーが出現。赤いブレーキキャリパーはオプションか?
メルセデス・ベンツは現在、究極のオフローダー「G500/G550 4×4スクエアード」後継モデルを開発していますが、その最新プロトタイプをキャッチ、開発終盤と思われる姿がうかがえます。
同モデルは、2016年にGクラスのフラッグシップとして登場、巨大な22インチホイールを装着、ポータルアスクルとリフトアップした車高を備え、地上高は224mm高い460mmという圧巻のボディに、トラックを11.7インチワイドにすることにより安定性を向上させています。
ですが依然として古いGクラスのプラットフォームに載っており、後継モデルではアーキテクチャから刷新されるとともに、AMGブランドでの発売が予想されています。
豪雪の北ヨーロッパで捉えた最新プロトタイプは、これまで出現した白や黒ではない新色のダークブルーです。ルーフラックの上部にはまだ覆われているセクションがありますが、LEDライトバーが隠れている可能性が高いです。
さらにズームインすると、フロントアルミニウム製ウィッシュボーンとオフローダー用の巨大ブレーキが確認できます。赤いブレーキキャリパーはダークブルーのボディとマッチしていない感が否めませんが、発売時には設定されるであろうさまざまなカスタマイズカラーオプションの1つとなると思われます。
パワートレインはAMG製4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンが予想され、最高出力は全世代の416psをはるかに超える585ps、最大トルク849Nmが期待されています。
G500/G550 4×4スクエアード新型のデビュー日は不明ですが、今後数ヵ月以内と思われます。2021年はジュネーブモーターショーも開催されないため、公開はデジタル形式が有力です。
(APOLLO)