■「マルチパノラミックルーフ」を標準装備
日本でファンから絶大な支持を集めている輸入MPVといえば、ルノー カングーが真っ先に思い浮かぶ方も多いでしょう。それぞれボディサイズは少し異なるものの、ライバルとして2020年に発売(カタログモデル)されたのが、ベルランゴとリフターです。
2021年3月1日、Groupe PSA Japanは、プジョー・リフターに上級グレード「GT」を追加し、ラインナップを変更しています。なお、ベルランゴに対してリフターは少しSUVテイストが付加されているのが特徴で、オフロードに対応する性能とスタイルを併せ持ったSUVテイストで独自の存在感を発揮し、登場以来、人気を集めているそう。
具体的には、FFでも高い走破性が得られる「グリップコントロール」や、高い地上高を備えて、ルーミーなキャビンやラゲッジスペースを用意。また、両側スライドドアによる乗降性の高さも美点です。
搭載されるパワートレーンは、1.5Lの直列4気筒ガソリンターボで、トランスミッションは8速AT。
今回、追加されたリフターの上級グレード「GT」は、ボディ各部のエンブレムが「GT」に変更され、「マルチパノラミックルーフ」が標準装備されます。なお、ローンチ時の導入記念モデルの「GT Line First Limited」は、在庫限りで終了になるそう。
価格は「RIFTER Allure(アリュール)」が339万円。今回発売された「RIFTER GT」が361万円です。
(塚田 勝弘)