■スッキリ顔の新型ヴェゼルは今春発売予定!
●上級になり大人になった新型ヴェゼル
この春発売を予定しているホンダの2代目ヴェゼルが発表されました。
エクステリアは大きく印象を変えています。従来のボリュームたっぷりのフォルムから一転し、上下に薄く前後に長いルックになりました。
また、Cピラーを前方に大きく倒してクーペライクなスタイルも獲得しています。
細部を見るとボディ同色のフロントグリルが特徴的です。
今回、ハンズフリーのパワーテールゲートも採用されました。さらにこのゲートには予約ロック機構も搭載されています。
キーを持った状態で予約ロックボタンを押します。荷物を持ち出すなどしてクルマから離れたことが検知されると、ゲートが閉まるという仕組み。重い荷物を両手で持ち出す際などにはとても便利です。
インテリアもおしゃれなものに変更されています。水平基調のインパネ、中央部には大型のディスプレイ。
またエアコン吹き出し口には新開発「そよ風アウトレット」が採用されています。
これは通常の吹き出し口と切り替えて使うもの。L字型の穴から柔らかい風が吹き出す仕組みになっています。
室内はセンタータンクレイアウトの継続採用によりとても広々。
先代の美点であったリアシートのチップアップ機構も継続採用され、使い勝手は良さそう。
ハイブリッドモデルには新設計のグレード・プレイが追加されました。これはルーフをブラックに塗り分けてあり、随所にトリコロールのアクセントを組み込むなどしたものです。
シートカラーも明るいベージュとなりアウトドアにも映えそう。
ヴェゼルに搭載されるパワーニットは1.5Lのガソリン&CVTと、ハイブリッドユニットのe:HEVが用意されます。
このe:HEVモデルではステアリングに備わったパドルセレクターでブレーキ回生力の強度コントロールができます。走行モードをノーマル・スポーツ・ECONと3種類設定できることと合わせ、加減速それぞれの局面で自分好みの走行モードを楽しめることになります。
駆動方式はFFと4WDの2タイプが設定。
ヒルディセントコントロールは駆動方式にかかわらず設定、標準装着されます。これは時速3km/hまでペダル操作なしにスピードを抑え込むことが可能なもの。前進だけではなくバックにも適用されますので冬の山間部などで使う場面が多そうです。
ADASのホンダセンシングはさらに進化してます。安全装備の充実はもちろんのこと、アダプティブクルーズコントロールには渋滞追従機能が付きました。
かなり進化した2代目ヴェゼル。発売は2021年4月を予定しています。
(写真・動画・文:ウナ丼)