メルセデスAMG、新型PHEV「S63e セダン」発売へ、その航続距離は!?

■「AMG S」ファミリーに加わる新たな電動モデルは700ps

メルセデス・ベンツ「Sクラス」に設定されるハードコアモデル「AMG S」ファミリーに、新たな電動モデルが登場することがわかりました。

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メルセデスAMG S63e 市販型プロトタイプ

その名は「S63e」です。「S580e」が3.0リットル直列6気筒ガソリンエンジンと電気モーターにより最高出力517psを発揮するハイブリッドであるのに対し、「S63e」では、4.0リットルV型8気筒エンジンに加え、リヤに電気モーターを組み合わせることにより最高出力は700psに達します。またEV航続距離は最大62マイル(100km)を可能にします。

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メルセデスAMG S63e 市販型プロトタイプ

厳冬の北ヨーロッパ山中で捉えた最新プロトタイプは、パナメリカーナグリルを隠すお得意のダミーグリルを装着、左のリアフェンダーには充電口らしきものも確認できます。

リアエンドには、クワッドエキゾーストパイプがインストールされたディフューザー、足回りには巨大ブレーキ、5本スポークのAMGホイールが見てとれます。

車内には、AMGステアリングホイールとオプションのカーボンファイバートリムが期待できるほか、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタや12.8インチのOLEDインフォテイメントシステムも搭載される予定です。

AMG S63eのワールドプレミアは今年後半と予想され、その後最高出力800psを発揮するハイエンドモデル「S73e」の登場も期待されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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