■コロナ禍でも2021は昨年より6%の増加を計画、i4Mも投入予定
BMW4シリーズに設定されるハイパフォーマンスオープンモデル、「M4コンバーチブル」のプロトタイプをカメラが捉えました。
144,218台。これは2020年にBMWが販売した「M」モデルの数です。新型コロナウィルスの影響を考えれば記録的な人気といえるでしょう。また、「M3/M4」の登場により、2021では昨年より6%の増加が見込まれているというから驚きです。
豪雪のスウェーデン山中で捉えたフローズンブルーのプロトタイプは、大口のコーナーエアインテークを両サイドに配置するメガ・キドニーグリル、エアロダイナミック・ミラーキャップ、スタイリッシュなホイール、ゴールドキャリパーを備えた高性能ブレーキシステムを搭載。
リアエンドからは、サードブレーキランプを特徴とする統合されたトランクリッドスポイラー、クワッドエキゾーストシステム、波打つLEDテールライトのグラフィックも鮮明に確認できます。
最大の変更点は、現行モデルのハードトップからソフトトップへの変更で、これにより、軽量化・低重心化だけでなく、ルーフオープン時のスタイリングにも寄与するとみられます。
M4コンバーチブルのワールドプレミアは6月末から7月初旬と予想されています。年内には初の電動モデルとなる「i4M」のデビューも控えており、2021年は「M」にとって忙しい年になりそうです。
(APOLLO)