VWとフォードのパートナーシップ第1弾モデルを目撃! フォード「トランジット」次期型、6ラグナット採用

■スリムなヘッドライトを装備。ホイールベースは延長

2020年6月、フォードとVWは両社の提携を正式に締結しましたが、その最初のモデルとなるであろう「トランジット/トルネオ」次世代型のプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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フォード トランジット 次期型プロトタイプ

この提携によりVW次世代EV用プラットフォーム「MEB」がフォードへ供給されるほか、VWはフォードのピックアップトラック「レンジャー」をベースとする「アマロック」を発売します。

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フォード トランジット 次期型プロトタイプ

今回捉えたトランジットは、1965年から55年以上欧州で販売されているパネルバン/ミニバス/ピックアップトラックです。

キャリアカーで輸送中を捉えたプロトタイプは、開発終盤とみられる兄弟モデルVW「T7」と対照的に初期段階であり、現行型のテストミュールのためディテールは不明ですが、注目は6つのラグナットです。現行型トランジットカスタムも、より大型のトランジットも5つのラグナットのため、ボディが大型化されることが予想されます。

また、ボディに複数の白い点がみられますが、おそらくフロントフェンダー、ボンネット、バンパーに取り付けられたダミーパネルを保持するためのリベットと思われます。

フロントエンドは現行型に非常に似ていますが、ヘッドライトがわずかにスリムになっている様子が伺えるほか、ボディサイズはホイールハウスには広いスペースがあり、ホイールベースが延長されると予想されます。

トランジット次世代型のワールドプレミアは、2022年以降が有力です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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