■アキュラの意匠を継承する5角形のグリル、ルーフは透明パネルか
ホンダ米国が申請した新型モデルの特許画像が初公開され、スウェーデンのエージェント経由で画像を入手しました。
このパテント画像は、2019年6月28日に米国ホンダにリッキー・スー氏とニコラス・レナー氏によって登録書類が提出されていましたが、米国特許庁は2021年2月2日にやっと初公開したようです。
公開された画像の黒く表示されている中央部分全体は、実際には透明パネルである可能性があります。これにより、サスペンションやドライブトレインなど、車両の機械的要素の一部がみえるインパクトのあるエクステリアが予想されます。
フロントエンドにはL字型のLEDデイタイムランニングライトを装備、アキュラの意匠を継承する5角形のグリルが見え、ホンダのプレミアムブランドのコンセプトであることを示唆していますが、閉じられているかは不明で、ゼロエミッションモデルか内燃機関は確認できません。
彫刻が施されたルーフラインはなめらかな低いシルエットを特徴とし、足回りにはボディと一体化して埋め込まれたホイールを確認、何とも神秘的すぎるエクステリアです。このことからも、この車両がすぐに生産される予定のモデルではなく、設計段階であることを示されています。
実際、ホンダの広報担当リン・シーリー氏は、メディアの質問に「これは大量生産計画とは関係ない設計研究です」と語ったようです。
しかし同ブランドは、レクサス「LC」やBMW「8シリーズ」のような大型のラグジュアリークーペを持っておらず、このコンセプトモデルが改良され、製品化される可能性もあり、期待せずにはいられません。
(APOLLO)