塚田勝弘 
■準天頂衛星システム「みちびき」に24時間対応で自車位置測位精度を向上
各カーナビメーカーから2021年モデルが順次発表されています。パナソニック オートモーティブ社は、2021年2月下旬にAV一体型カーナビゲーション「ストラーダ」の7V型ワイドVGA搭載SSDカーナビステーション「CN-E330D」を発売します。
同新製品は、基本性能が充実した「ストラーダ」のベーシックモデルで、GPSの受信に加えて、日本のほぼ真上に位置する準天頂衛星システム「みちびき」の複数機の受信に24時間対応することで、自車位置の測位精度が高められています。なお、「みちびき」のサブメーター級測位補強サービスやcm級測位補強サービスなどには非対応です。
「CN-E330D」には、横浜北西線の横浜港北JCT～横浜青葉JCT、阪神高速6号大和川線の鉄砲出入口～三宅西出入口など、新設された主要な高速、有料道路の情報が収録された2021年度版新地図（高速・有料道路の情報は2020年4月開通分まで、国道・都道府県道は2020年2月開通分まで収録）が搭載されています。
案内標識のピクトグラム（リアルな案内標識）が充実し、ひと目でわかる見やすい新地図で案内されるのも特徴。また、交通情報サービス「VICS WIDE」に対応した渋滞回避機能「スイテルート案内」が搭載され、ルート案内中に交通状況が変わると渋滞を回避するルートを自動で再探索。
「Bluetooth」にも対応し、ニーズの高い音楽のワイヤレス再生やハンズフリー通話も利用できます。ほかにも車種によってはステアリングスイッチでのオーディオ操作が可能になったり、別売のリヤビューカメラ「CY-RC100KD」にも対応します。
7V型ワイドVGA搭載SSDカーナビステーション「CN-E330D」の価格はオープン。想定販売価格は5万5000円前後（税込）となっています。
（塚田 勝弘）
