S2000のノーマルボディを生かしてパーツを生み出していくCSO【東京オートサロン2021】

■CSO TAS2021spec. S2000【CSO】

ホンダのS2000をメインにパーツラインナップを展開するCSO(Creative Service Ohara)。

CSO TAS2021spec. S2000
CSO TAS2021spec. S2000

S2000のノーマルボディを生かしたパーツクリエイションがなされており、過度なフェンダーワークなどの派手な演出などを無しにして、本当に効果のあるエアロなどを追及した渋いスタイリングが魅力です。

CSO TAS2021spec. S2000
CSO TAS2021spec. S2000のフロントウイング

今回のS2000の見どころは「フロントウイング」と名付けられたスポイラーで、中央部が盛り上がる立体構造がポイントです。

本気でダウンフォースを生み出すフロントウイングはかなりの力がかかると思われ、その証左としてワイヤ吊りという取り付け方法が採用されています。

CSO TAS2021spec. S2000
CSO TAS2021spec. S2000のカーボンボンネット

すでに発売されているカーボンボンネットやカーボントランクと合わせてバンパーも無塗装のブラック素地として雰囲気を盛り上げていきます。

VOLTEX製CSO Specのウィング
VOLTEX製CSO Specのウィング

リアウィングはVOLTEX製ですが、細かい部分はCSOの企画で作り込まれているというCSO SpecのS2000用というところもポイントです。

330mm大径ローター
ノーマルキャリパーにも使える330mm大径ローター

エクステリアのかっこよさに目を魅かれがちですが、実はCSOはS2000のチューニングパーツを独自で企画開発をするチューナーとして名を馳せています。特にブレーキではローターを330mmと大型化しながらノーマルキャリパーのまま使え、なおかつS2000純正の17インチホイールまで装着できるというブレーキシステムもお目見えしています。

CSO TAS2021spec. S2000
CSO TAS2021spec. S2000

ホンキのS2000を作り上げたいという方は、CSOもチェックしてみてはいかがでしょうか?

(写真・文:松永 和浩)

【車両データ】

出展者:CSO

出展車両名:CSO TAS2021spec. S2000/型式:ABA-AP2/エンジン型式:F20C/出力:290ps/8200rpm/チューニング内容&使用パーツ:K-TECHフルバランスオーバーホールエンジン&HKSフラッシュエディターKUHセッティング/マフラー:CSOサイレントスポーツマフラー(シングルサイレンサー)/EXマニホールド:戸田レーシング(ピーキー君)/ミッション:ノーマル+セカンダリーギアAP1流用/クラッチ:SPOON純正形状強化カバー+ノンアスディスク/デフ:OS技研スーパーロックデフCSOspec/エアロキット:CSOオリジナルカーボンパーツシリーズ/ボディカラー:サテンカーキ(ラッピング)/ドレスアップ内容&使用パーツ:新製品フロントウィング(試作品)無限CFRPハードトップ、VOLTEXウィングCSOスペック/シート:レカロ RMS2700/ステアリング:ナルディ Type Rally33/メーター:Defi Sports Display F/オーディオ:カロッツェリア/内装系そのほか:CR純正トノカバー CSOボルトオンロールケージ/サスキット名:スーパーオーリンズ CSOスペック/ショック:スーパーオーリンズ/スプリング:サスペンションプラス/ブレーキ:CSOオフセットブレーキキット330/ホイール:RAYS TE37SL/ホイールサイズ:10J-18+40(F、R)/タイヤ:VALINO VR00β/タイヤサイズ:265/35-18(F、R)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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